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コラム

ページID:0003968 更新日:2024年12月23日更新 印刷ページ表示

「禁酒の村」津幡町河合谷地区

禁酒の碑の画像禁酒の碑1926年(大正15年)、河合谷村(現在の津幡町河合谷地区)の小学校が老朽化し、改修に当時のお金で4万5千円が必要になりました。

当時の村長は、「各家庭で1日5銭以上を『酒を飲んだつもりで』貯蓄しよう」と呼びかけ、多くの村人が禁酒の試みに賛同し、5年で目標額を集めることができました。

この禁酒は新聞で報道されると日本のみならずアメリカのメディアにも注目され、禁酒15周年の1941年(昭和16年)には「禁酒の碑」が建てられました。

このように、津幡の人々は子供たちの教育のために身銭を切ることもいとわない、教育熱心な人たちばかりだったのです。

大自然の中で楽しく遊べる石川県森林公園

森林公園の画像子どもたちは、自然の中で遊ぶことでのびのびと成長することができます。木に登る、生き物を追いかけるといった遊びを子どもたちが考えて行なうことで、五感を磨き、視野を広げ、想像力を高めることができるのです。

石川県森林公園は、1973年(昭和48年)、津幡町中央の丘陵地帯に整備されました。総面積は約1,150ヘクタールと、森林公園の中では本州一の広さを誇ります。

公園内は起伏に富み、数百種類にも及ぶ多種多様な樹木や人工池によって、多くの生きものを育む豊かな自然環境を作っています。

スポーツ施設やフィールドアスレチック、森林動物園など、広大な自然環境を生かした施設が数多くあり、癒しの場、憩いの場として、大人から子どもまで、目的に応じて楽しむことができます。

多様な自然環境は学びの場、多くの命を育む場としても注目され、1年を通して動物観察や山菜取りなどの野外学習、自然体験学習といった活動に利用されています。

国道8号沿いにあるため、津幡町の人はもちろん、金沢市や富山県の人も数多く訪れています。

都市に住む人々が身近に大自然を楽しむことができる場所として、石川県森林公園は大きな役割を果たしています。

町内各所にある白鳥の道路標識

白鳥の道路標識の画像白鳥の道路標識津幡町は平成2年に白鳥を「町の鳥」に指定し、白鳥をデザインした道路標識など約214基を設置し、「白鳥のまち」を発信しています。町の鳥「白鳥」が矢印代わりの標識は、町のいたるところに白鳥がいるという本町の新しい景観となり、町の中にすっかりとけこんでいます。

町ではコハクチョウが飛来しやすいように、休息地となる水田の冬期水張りを奨励するなど、コハクチョウに適した環境づくりをしています。